オヤニラミ (親睨) Coreoperca kawamebari
関西の限られた水域に生息する、絶滅危惧種の淡水魚。
日本のスズキ亜目魚類で唯一、海と川を回遊をしない純淡水魚だ。
お盆を過ぎたにもかかわらず、きびしい残暑が残る播州地方。こんな猛暑だけど、ひとりでのんびりと川魚の観察にでかけた。
オヤニラミは絶滅に瀕しているらしい。だから、まさか見つかるとは思っていなかったんだけど、インターネットで調べるうちに「どうも近所にいるらしい……」と感じた。テレビ番組『ダーウィンがきた!』でオヤニラミをとりあげた放送は、兵庫県豊岡市で撮影されたようだし、姫路市にも「オヤニラミの会」という団体があることを知った。じつは近くの水辺にいるのに、僕が知らないだけかもしれない。
「ちょっと探してみるか!」
川をひとつづつ遡っていくこと6時間。見つけたとき、落ち葉かと疑うくらい小さくて……。流れの緩む、障害物の陰でじっとしていました。
カワムツ (川鯥) Nipponocypris temminckii
播州のほとんどの河川に棲んでいるみたい。川をのぞくと大抵カワムツが群れていた。背鰭の前に斑点があるので、上から見るとわかりやすい。小さいのしか釣れなかったけど、20cmくらいのも見つけた。ルアーで釣れるみたいなので、今度はヤツをルアーで釣りたい。
アカハライモリ (赤腹井守) Cynops pyrrhogaster
オヤニラミを探していると、水底を歩いていたので捕獲。手にとって眺めたのは、はじめてかもしれない。ヤモリはよく見るけど、イモリはきれいな水辺にしかいないイメージだ。なんと!こちらも準絶滅危惧種らしい。
あっ!
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