さすらいのお魚釣り野郎～台湾謝々編～第2夜

【ブラックバス&ストライプドスネークヘッド編】

2日目は、朝＝ブラックバス、昼＝ストライプドスネークヘッド、夕＝ブラックバスを狙うタイトなスケジュール。今になって思うけど、やっぱりストライプドスネークヘッドをメインに狙うべきだった。だって、ブラックバスは日本で釣れるしさ。せっかく海外まで行ったんだから、日本では釣れないストライプドスネークヘッドをもっと狙うべきだった……と、釣れなかった僕はなおさら思うのだ。あー悔しい。

開始直後にダブルヒット！爆釣が期待できるぜ！

ブラックバスも釣り堀で狙う。といっても、四方をコンクリートで囲われた水たまりではなく、ほとんど野池と言っても差し支えないポイントだ。シャローにはリップラップ、ディープには杭を設けてあるので、狙いどころはたくさん。平日ならほとんどお客さんの姿はないとのことなので、思う存分バスを釣ることができる。釣れるバスの平均サイズは、38cm前後。「ベイトを放流していない(青木さん談)」らしいが、どの魚もコンディションは最高だった。そのあたりは釣れた魚の写真を見ていただければよくわかると思う。

上写真の魚は、またしてもマスク90で。このあとも2匹連続で釣れたので、マスクは封印。台湾でいちばん釣れたのはマスク90。あんまり人気がないけど、僕はひそかに集めています。釣具屋さんで発見された方は連絡ください(笑)。

礁楽で世界を釣り歩く

持ち運びにやや苦労するけど、やわらかい竿は1本欲しいところ。なぜなら、コレ1本で世界中の水辺が釣り場にかわるからね。最終日の夜に、高雄の漁港で根魚を狙う予定だったけど、昼のストライプで僕が釣れなかったので、夜はストライプリベンジへ出かけた。そのため、今回は礁楽の出番ナシ。写真は、カットテールのダウンショットリグでブラックバスを釣っているところ。これなら日本でいいｗ

カットテールのダウンショットで。サイズは38cm前後

底に沈めて適当にクイクイしていると釣れた。とは言っても、この日は晴天どピーカンだったので、しっかり底まで沈めてやらないとなかなか口を使わなかった。とりあえず”礁楽の画”が撮りたかった1匹なのだ(笑)。これ以降はずっとハードルアーで釣りをしてました。結局、38cm前後の魚を8匹＋α(餌撒きタイムｗ)の釣果。カットテールばかり使えばもっと釣れただろうけど、台湾まで行ってカットテールってのもなあ(笑)。

ポンプリトリーブの可能性

ミノーの苦手な僕ですが、ついにポンプリトリーブまでやってきた。あとはトゥイッチ、ジャークの釣りを理解できれば、ほとんどのルアーは扱えるはず。逆に言うと、ほとんどのルアーが今もってよくわからない(爆)。それでも、ポンプリトリーブがどんな効果を狙ったものなのか？ぼんやりとわかりはじめた気がする。

昼食をはさんで、ストライプドスネークヘッドへ。

ポイントに到着すると、捕食音が聞こえる。魚影は濃そうだ。喰えない(喰わない？)ライギョは、ブラックバスと違って数が減らないのかもしれない。青木さんによると、ライギョはインレットとアウトレット周辺のカバーに多いとか。確かに、この池ではインレットとアウトレット付近のカバーにたくさんいた。これはいいことを聞いたね。地元の池でも、その視点で観察してみよう。

遂にでた！ストライプドスネークヘッド！

ルアーは、スカーテッドフロッグ。15は「このルアーは駄目だ、駄目だ。」と言いながら、結局釣ってしまった。僕のバシリスキー60は火を噴かず……。15が釣れてからは、マシンガンキャスト並みの集中力でカバーのポケットというポケットを撃ちまくったけど、残念ながらストライプドスネークヘッドの反応はなかった。ボイルはしてたんだけどなあ……。ここは、普段から東京(！)でライギョを釣っている15がきっちり1匹釣り上げ、ポイントをあとにした。無念！

カナモ風アングルで

ストライプ、POW！

夕方、朝の釣堀に戻る。1組のカップルが釣りをしていた。どうやら、男性が女性にベイトリールのキャスト方法を教えているらしい。15は、その様子をアテレコして上機嫌だった。

ハイパーフットボールジグのテクトロで

何を使ってもポツポツ反応するので、なんだかよくわからなかったのが正直なところ。最終的にフロッグをポップフライでキャストして、アシのなかを狙ってみたりした。そんなでも結構反応した(笑)。そうして僕がアシにフロッグをつっこんでいる頃、小屋の前では例のエサ撒きという確変がおこっていたのである。ええ。そういうときは、一言ください(笑)。