日本最後の清流、四万十川に行ってきました
山陽道から瀬戸大橋をわたって、高知道を南進すること350km
僕らの原風景、四万十川がいっぱいに広がる
車道から見下ろす川は紛れもない絶景で、透きとおるようなディープグリーンに吸い込まれそうになる。四万十川は本流にダムがないせいか清流として有名だけれど、ホントはとなりの仁淀川のほうが水質はいいみたい。
旅の目的は、もちろんアカメ釣り。と言いたいところだけど、今回の日程は日本中が暑さに熱狂したあの日々で、四万十市にかぎっては国内観測史上最高気温となる41.0度を記録した。もちろん僕も釣り師の端くれだから、夜の漁港で糸を垂らしてみたけれど、湿った空気に気圧されてすぐに車に閉じこもってしまった。そんなわけで四万十川を泳いだり、沈下橋を歩いてみたり、水遊びに興じることにした。
左岸から望む、佐田の沈下橋
沈下橋というのは増水時に沈んでしまう橋のことで、四万十川水系には全部で47つあるらしい。そのなかでも佐田の沈下橋は観光名所で、ドラマのロケ地にもなっている。水を覗くとたくさんの小魚が泳いでいた。
しばらく泳いでみると、四万十川は懐かしい匂いがした。