僕と魚と週末に 第1夜

サケマス・イワナ

西限のイワナ「ゴギ」が釣れました

きっかけはフェイスブックで見つけたアユカケの写真。それはいつか釣りたい魚だったから、マウスをスクロールする指が止まって画像を保存する。場所は、高津川。島根県西部を流れる「日本でいちばんきれいな川」で、数は少ないけれどサクラマスも遡上するらしい。

考えてみると全国いろんなところに行ってみたけれど、日本海側の山口や島根ってあまり行ったことないんだよな。週末のドライブにもってこいかもしれない!

走り始めてすぐにツイッターで「高津川へむかいます」とつぶやくと、地元の釣り師からリプライがきた。「なにか釣らせてください!」と無茶なお願い(笑)をすると、「ゴギくらいしか・・・」とうれしい返事。

日本に棲息するイワナにはいくつかの種類がある。エゾイワナ、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギなどに分かれ、大別することもできれば、地域や個体群で細分化することもできるみたい。そのなかでもゴギは西限のイワナであり、幻の魚と呼ぶ人もいる。

そんなゴギが簡単に釣れるらしい。「それって簡単に釣ってしまっていいのかな?」と思う反面、こんなにうれしいこともない。

350キロ先の益田市に着いたのは午後3時頃。そこからさらに50キロほど先の道の駅で、Tさんと合流する。それから山道を数十分、”日本の毛細血管”と呼ぶのにふさわしい川べりに車を走らせる。町ではギラギラと照りつけた太陽も、山あいではその姿を消した。雲に覆われて光量が少ないと山の緑はいっそうきれいに見える。

こんな源流にゴギは棲んでいました。ちょっとした深みや岩の影から、すごい速さでルアーにアタックしては消えてゆく。ルアーはTさんにいただいたジャクソンのくろかわ虫。ミノーを追わせるスペースがないので、リフト&フォールで誘うくろかわ虫の独壇場でした。

Tさんとは現地で別れ、僕はひとり町へ下りる。
Tさん、ありがとうございました。また、いつかどこかで。

ゴギにも、また会えるかな。

<タックル>
ロッド:アングラーズリパブリック/クワトロQGS-600
リール:ダイワ/TD-ito 2506C
ライン:クレハ/フロロマイスター3ポンド
ルアー:ジャクソン/くろかわ虫

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