Tomorrow never knows

高知のアカメ、徳島のヒラスズキ、香川のカムルチー、愛媛のタイリクスズキ。この4尾を勝手に四国の四天王だと思っています(異論は認める)。僕はタイリクスズキを釣ったことがないので、「そうだ、愛媛に行こう」とメッカの宇和島へ行くことにしました。

10月から仕事をはじめて3週間。泥のように眠る週末を振りきって金曜日の夜に出発したものの、やっぱり眠い。いつものように瀬戸内海に浮かぶ与島PAで休憩したんだけど、午前2時にはあまりに遠い宇和島と大雨で心が折れました(笑)。

iPhoneで近くの川を見つけては、「川の名前タイリクスズキ」で検索してみる。そんな感じでめぼしい川に到着したのが午前4時前だったかな。そのままコンビニの駐車場で力尽きると、目が覚めたのはお昼まえ。まあ、よくあることなので気にしてません(笑)。

雨が降ったら河鱸！

ってなわけで、堰を探しながら川を遡りはじめてすぐに気付きました。この川には堰がない。「それなら」と支流や瀬を探してみる。ひとつ見つけた。あとは河口に行ってみよう。残りの時間は漁港でいいや。今回はそんな感じ。

愛媛は遠かったけど、そのぶん僕の期待に応えてくれた気がする。お昼はアオリイカが釣れたし、夜は80弱のシーバスが釣れたりした。タイリクスズキじゃないのは残念だったけど、丸々と太ったマルスズキだったから十分！

それと、今回は思いがけない出逢いがありました。河口でひとりの釣り師に声を掛けられたんですが、福島の原発事故をきっかけに愛媛に移住された方だったんです。その夜は原発のはなしをしたり、釣果のはなしをしたあと、僕のfimoを紹介して別れたんですが、翌日メールがきました。なんと、10年ほど前に西表島でたまたま出逢ったオガケンと一緒に釣りをしたそうです。

・・・世の中ってのは不思議だなあ

そのあと意気投合して、日曜日も一緒に釣りをしました。彼とは来年の夏に一緒にアカメを狙うことになりそうです。